実用情報
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- 場所
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4ème étage du Pavillon France - salle event
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- 言語
- Anglais, Français, Japonais
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- アクセス
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Accès dédié sur le côté du Pavillon
量子物理の不可視の世界を探る、没入型オーディオ・ビジュアルパフォーマンス
国際量子科学技術年(IYQ)2025の一環として、N’SO KYOTOは、音楽・科学・テクノロジーを融合させた革新的なオーディオ・ビジュアル作品「Quantum 2.0」を発表いたします。
このパフォーマンスは、2025年8月15日〜17日の3日間にわたり、大阪・関西万博2025のフランスパビリオン(4階イベントスペース)にて上演されます。
パフォーマンス概要
「Quantum 2.0」は、ソロ打楽器、エレクトロニクス、拡張現実(AR)、そして唯一無二のセラミック楽器「セラモフォン」を用いた革新的な作品です。
作曲家で演奏家のヤニック・パジェを中心に、理論物理学者の橋本幸士、陶芸家の黒川徹、映像作家のサガール・パテルとの密接なコラボレーションによって生み出されました。
本作は、量子力学によって支配される物質の振動構造を、芸術的に探究するものです。
2022年に初演されたバージョンを大幅に進化させた新作であり、技術的・コンセプト面での飛躍を実現しています。
- セラモフォン:物質と反物質の狭間に位置するような、拡張現実(AR)と生演奏を融合させたまったく新しい演奏体験。
- バーチャル・リアリティを用いた初のライブ演奏。現実の楽器と仮想の楽器がリアルタイムで融合し、観客はスクリーンに映し出されるバーチャル楽器を通じて、現実と非現実の境界に挑む体験をします。
サガール・パテルによる音に反応する映像作品:黒川徹の陶芸作品を3Dモデリングし、音に連動して粒子が崩壊・再構成される様子を映像で表現。物質の本質を視覚的に体験できます。
スケジュール
8月15日(金)
18:30~19:30(フルバージョン)
8月16日(土)
・パフォーマンス(ショートバージョン)
11:30 / 13:00 / 14:30 / 16:00
・パフォーマンス(フルバージョン)
18:30~19:30
8月17日(日)
・パフォーマンス(ショートバージョン)
11:30 / 13:00 / 14:30 / 16:00
・パフォーマンス(フルバージョン)
18:30~19:30
8月16日(土)16:30~17:30
8月17日(日)16:30~17:30
トーク登壇者:
橋本幸士(理論物理学者・科学アドバイザー)
ヤニック・パジェ(作曲家・演奏家・芸術監督)
黒川 徹(彫刻家・セラモフォン制作者)
量子理論と芸術表現の融合をテーマに、その創作プロセスや背景について深く掘り下げていきます。
アーティストチーム
作曲・打楽器・エレクトロニクス・AR:ヤニック・パジェ
科学アドバイザー:橋本幸士
リアルタイム映像:サガール・パテル
陶芸・セラモフォン制作:黒川 徹
照明デザイン:木内ひとみ

助成:笹川日仏財団
プロジェクトの詳細は以下よりご覧ください: