その赤い糸を通じて、フランス館は個人や集団の取り組みを促すことで社会や環境が直面している課題への答えを示したいと願っています。フランス館は、生きることの意味とそのもっとも美しい次元である「愛」に導かれた新しい未来のビジョンを、集団的で普遍的な想像の世界を通じて提案します。

パビリオンの中心で6ヶ月間の開催期間中、芸術、科学、テクノロジーが、特にこの愛に満ちた未来像を育むとともに、世界中からの来場者との創造的な対話を取り持つことになるでしょう。

  • 自分への愛

    自己愛は、教育、身体的および精神的健康の向上で、一人ひとりの能力を引き出すことに基づいています。それにより、豊かな人生をもたらし、各個人が自分の行動の意味を見つけ、私たちの文化遺産の源である美、サヴォワフェール、芸術といったものを享受することができるのです。

  • 他者への愛

    他者への愛はある種の「アール・ドゥ・ヴィーヴル(生活の芸術)」から始まります。コンヴィヴィアリテ、つまり美味しい食事を共にするということが、他者への愛についての誠にフランスらしいイメージを表すものだと言えます。この愛は社会的なかかわり方において人間的なものを取り戻すことにつながり、また隣人に対する日常的な、すべてのものを包摂する連帯感のうえに構築されるものです。

  • 自然への愛

    フランス館は、テクノロジーが自然に役立ち、自然を回復し、持続可能な方法で利用できることを示したいと考えています。自然への愛はまた、私たちの環境が、都会にあっても、幸福感とインスピレーションの源であるべきであるということを意味しています。

建造物のコンセプト

来場者に最大限の体験を届けるための探求

もっと見る