実用情報

    • 場所
    • フランス館 イベント・スペース (4階)

    • 言語
    • Français, Japonais
    • アクセス
    • パビリオンの正面右側にある専用入口

Hall Hausスタジオの共同創設者であり工業デザイナーのテディ・サンチェス氏、永尾かね駒製作所の5代目当主で鍛冶職人の永尾光雄氏、そして兵庫県三木市のエージェントである清水暁彦氏が登壇します。3人のコラボレーションを通して、それ ぞれの実践を比較検討し、職人技とデザインの関係性を探ります。

スピーカー

テディ・サンチェス、デザイナー、Hall Haus共同創設者名門ENSCIレ・アトリエを優秀な成績で卒業したデザイナー、テディ・サンチェスは、育ったアンダーグラウンドとアフリカ文化を通して、自身の制作活動を探求しています。

こうしたダイナミズムを念頭に、彼は大学卒業後すぐに妹のデイシー・サンチェス と共にEnvahisseursコレクティブを結成し、ヒップホップダンスを作品の中心に据え、Audi Talents賞とVilla Kujoyama賞を受賞しました。

そして、2020年には、アブドゥライエ・ニアン、サミー・ベルヌーシ、ザカリ・ブカリと共にHall Hausスタジオを設立しました。ラファイエット・アンティシペーションズ財団のレジデンス「À l'Oeuvre」から直接設立されたこのスタジオは、最近、モビリエ・ナショナルのコレクションに収蔵されました。

永尾かね駒製作所 五代目 永尾光雄 (会社説明)

創業1894年。駒太郎氏は三木市で1894年から刃物作りを始めました。創業130周年 を迎えた現在も、五代目光雄氏は手打ちのナイフを作り続けています。

永尾かね駒製作所で作られる折りたたみナイフは「肥後守」と呼ばれる伝統的なナイフです。
肥後守の刃は、鋼と軟鉄を外側に重ねた三層構造です。鍛造することで、刃の切れ味がさらに向上するだけでなく耐久性、研ぎやすさも向上するため、一生使い続けられる逸品です。
古風なナイフではありますが、肥後守をきっかけに、道具を使ってものづくりをする創造の出発点としてご活用いただければ幸いです。

兵庫県三木市 清水暁彦

清水氏の使命は、三木市の地方創生を推進することです。今回のミッションは、内閣官房万博国際交流プログラムを通じたフランスとの持続可能な人が紡ぐ新たな交流を生み出す事です。


 

ヴィラ九条山は、フランス欧州外務省の文化協力ネットワークに属する芸術施設です。
在日フランス文化会館の支援を受け、同館と連携しながら活動を展開し、主な後援者であるベッテンクール・シューレール財団の支援を受けています。

本プロジェクトは、ヴィラ九条山のレジデンス後プログラム、アンスティチュ・フランセ、アンスティチュ・フランセ日本、ベッテンクール・シューレール財団の支援を受けて実施されました。