9月13日 フランス・ナショナルデー レア・セドゥとテディ・リネール、大阪で注目の存在に

大阪・関西万博では、各国に「ナショナルデー」が設けられ、それぞれの文化を発信し存在感を高める機会となっています。フランスのナショナルデーは9月13日。フランスパビリオンが特別プログラムを展開し、国際的女優レア・セドゥと五輪金メダリストの柔道家テディ・リネール、そして貿易・在外フランス人担当大臣ローラン・サン＝マルタンが参加し、一日を通して象徴的な瞬間を創り出します。

公式行事と象徴的な瞬間、そして祝祭のひとときが織りなす一日

フランス ナショナルデーは、フランスの文化・スポーツ・音楽の魅力を映し出す、公式行事や象徴的な瞬間、そして祝祭ムードあふれるイベントが続く特別な一日となります。

午前

公式式典・国旗掲揚・オープニングコンサート

一日は、国旗掲揚や日本の閣僚とローラン・サン＝マルタン（貿易・在外フランス人担当大臣）による挨拶など、公式式典から始まります。両国を代表する要人が揃うことで、この式典は一層重要な制度的・外交的意義を帯びることになります。

フランスパビリオンのパートナーや来賓に囲まれながら、日仏の友情と協力関係の強化に寄せられる思いを体現し、この儀式に大きな象徴的価値を与えます。

このオープニングを彩るのは、フランスと日本にルーツを持つ歌手・フルート奏者・作曲家のマイア・バルー。彼女は、自身が「ニッポン・ブルース」と呼ぶ独自のスタイルで朝のコンサートを披露します。

午後

フランスの魅力と価値を体現する2つの象徴的なイベントが行われます。

レア・セドゥは「赤い糸」をテーマとした特別なイベントに参加します。これはフランスと日本をつなぐ唯一無二の絆を祝うものです。来場者は巨大な赤い糸を一緒に手に取り、人間の鎖となってフランス館と日本館を象徴的につなぎます。この詩的で参加型のパフォーマンスは、文化や人々の絆を紡ぐフランス館の想いを体現し、心に深く残る特別な体験を創り出します。

一方、テディ・リネールは日仏両国の柔道チャンピオンたちとともに、約100人の柔道服を着た子どもたちを迎え、柔道を体験させます。単なるスポーツの入門にとどまらず、規律・敬意・友情といった普遍的な価値を伝え、世代や文化を超えた交流を象徴します。

この2つのイベントは、フランス ナショナルデーを彩る大きな見どころとなり、来場者を強く結びつける一日を演出します。

夕方

アンドシーヌによる音楽のクライマックス

フランスを代表するロックバンド「アンドシーヌ」が登場し、EXPOホールシャインハットで無料のスペシャルコンサートを開催。フランスの音楽シーンを象徴する彼らのステージが、この特別な一日に華を添えます。

夜

メゾン・カイザー×ブランシュ・ロワゾーによる特別カクテル

一日の締めくくりには、メゾン・カイザーとシェフ、ブランシュ・ロワゾーが手がける特別なカクテルが提供されます。洗練された雰囲気の中で、ゲストは心温まる convivialité（共に楽しむ時間）を分かち合い、この特別な日を締めくくります。

フランス・ナショナルデーは、芸術・スポーツ・文化・音楽が融合した多彩なプログラムを通じて、フランスの活力と多様性を示すとともに、日仏の友情とフランス館の成功を祝うものです。300万人以上の来場者を迎えたフランス館は、2025年10月13日の閉幕まで、大阪・関西万博において欠かせない存在であり続けます。

Le Programme 

Participation exceptionnelle de Léa Seydoux et Teddy Riner
Marraine et Parrain du Pavillon France