パリの頭上を舞う空中ダンス

三人のダンサーが、それぞれをつなぐ見えない赤い糸を舞いで描き出す、音と光が織りなす唯一の体験です。ポンピドゥー・センターの屋根の上で繰り広げられるこの空中ショーは、アンジュラン・プレルジョカージュの振り付けによる作品「パ・ド・トロワ」です。
跳躍やリフトといった動きを通して、詩的な美が紡ぎ出されます。映画監督ティエリー・ドゥ・メイティエリー・ドゥ・メイの視点から、ダンサーたち(津川 友利江、ローラン・ル・ガル、ケヴン・シギスモンディの間にある絆が、正確で躍動的な動きによって命を吹き込まれていきます。 ローヌの魅惑的な音楽は、エレクトロニックな響きと柔らかな音色が溶け合い、記憶に深く刻まれます。
AXAによるこの作品は、史跡、芸術、文化の保存と継承に敬意を表し、すべての人にジェスチャーとハーモニーの力を感じてもらうことを狙っています。
この空間は、建築の力強さを感じさせると同時に、曲線的なインスタレーションが身体の動きをなぞるように追いかけます。